平成23年8月28日(日)

「舎 利 禮」 しゃりらい
 

(いっ)(しん)(ちょう)(らい) (まん)(とく)(えん)(まん) (しゃ)(か)(にょ)(らい)

 心をこめて、あらゆる徳を具えておられるお釈迦様のおみ足を頂いて礼拝いたします。


(しん)(じん)舎利(しゃり)
本地法(ほんぢほっ)(しん) 法界(ほうかい)塔婆(とうば)

 そしてお釈迦様のお体と同じご遺骨と、お釈迦様をこの世に送り出された、

はるか彼方におられる仏、すなわち大日如来とそのお働きを現世(この世)

に示される五輪塔婆等のすべてに私は敬い礼拝いたします。


(が)(とう)(らい)(きょう)
(い)(が)(げん)(しん) (にゅう)(が)(が)(にゅう) (ぶつ)(か)(じ)(こ) (が)(しょう)(ぼ)(だい)

 すると仏様は私のためにお姿を現して下さり、私の身心の中に流れ込み、私もまた仏の中に溶け込むことが出来ます、そして仏の加護の呼びかけと私の願いとが一つになって私はさとりへの実践が出来るのです。


(い)(ぶつ)(じん)(りき)
(り)(やく)(しゅ)(じょう) (ほつ)(ぼ)(だい)(しん) (しゅう)(ぼ)(さつ)(ぎょう)

 真に仏様の不思議なお力により、迷い苦しむすべての私たち衆生(人々)に大いなるご利益である、さとりを求める心を起こさせて下さり、それに向かっておみちびきをして下さるのです。


(どう)(にゅう)(えん)(じゃく)
(びょう)(どう)(たい)(ち) (こん)(しょう)(ちょう)(らい)

 そのおみちびきによって、私達一切衆生が完全なやすらぎ(大安心)涅槃に入ることが出来、一切分けへだてなく行きわたる本来の智慧といつくしみ(慈悲)の心を、私の心身に実現できることに、心からよろこびと感謝の念をこめて仏様を礼拝いたします。


大本山護国寺貫首 岡本永司